銅版画絵付けって何? (銅版、銅版紙、刷毛、水絵付け)

こんにちは。

毎日寒いですが、今日は寒さも和らぎ過ごしやすい日になりそうです。

春もそこまで来てるのかもしれませんね。

 

さて、今日は、銅版絵付けのお話です。(業界では、通常銅版と呼ばれております)

そもそも銅版?紙に描いてあるこの紙が何故銅版なのでしょう。

まずは、手順から…。

絵付は水を含ませた刷毛を紙の上から叩きつけて生地に転写して行きます。

しっかり刷毛の水分を紙にしっかりと含ませ、呉須が溶け生地がその絵を吸いこむ。

この時、シワがよってしまったり空気が入っていると絵を吸いこむことができず、綺麗に転写できません。

そして、この銅版紙の色は、ゴスが溶けやすいが、転写されにくいという難しいもの。

(叩きこみは多めにします)

少し湿った状態で、紙を剥がし、

完成です。

 

お話しを戻しまして、この紙を何故銅板と呼ぶのか、ですが

絵の原本である、版に銅板を用いることが大元です。

中でも銅は、柔らかいので、薬品で、腐食させやすく、薬品で絵を描き、

銅の板を凹ませ、凹んだ場所に呉須を流し紙に転写。(版画のような要領)

その紙を陶磁器の素焼き生地に間接的に絵付けする方法です。

しかし今では、メンテナンスが難しい銅板は用いられず、

お手入れが楽なシルクスクリーンの版で銅版紙を作っています。

銅版という名前のみ残り

呼ばれています。

今となっては、ちょっとややこしいですね。。。笑

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《銅版の絵付け》の特徴

※同じ柄の生産性が上がる。

※器械設定などが要らず刷毛と水で手軽に絵付られる。

※小ロット(一部柄は、30から)での注文可能

※一度に何色もの色絵付可能

※球面に転写可能

※柄に限りがある。

※カットの手間がいる。

※絵のエッジ部分に、銅版絵付特有のにじみが出る

※絵付け技術が必要

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ぜひ特長なども併せまして、銅版絵付けの美しさを

試してみませんか?

 

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