線引き機のお話

陶器の絵付けには、手作業でするもの、機械で大量にするものがあります。

そんな中での今日は、呉須線引きのお話。

 

通常、山ツでも一つ一つ筆で仕上げる製品もありますが、

飲食店や、オフィスで使われるものは、安価で大量の商品が求められるため、

ご要望に合わせて、

絵付けを機械処理することがあります。

 

こちらは、線引き機。

一度に最大4箇所に回転線を書くことができます。

お皿などの平たいものの機械はよくあるようですが、

線茶碗、湯呑などの”たちもの”専用は、大変珍しいそうです。

セッティングは、その都度職人が合わせ、

経験が求められます。