山と土と水

山という魅力。岐阜県土岐市は約7割を丘陵地が占めています。高過ぎない緩やかな丘に囲まれた東濃地方。そこには様々な因果により陶磁器用の粘土が豊富であったことから、焼き物の産地として発展した経緯があります。ここ土岐市は平安以前1300年以上に渡り南を囲む山々の大きな恩恵を受けてきた地域だと言えます。

山と土と水

土という魅力。陶磁器に使われる粘土はもともと花崗岩(かこうがん)という岩石。粘土になるまでは膨大な時間を要します。
年月をかけて朽ち果て、風雨にさらされて堆積し、やがて土や枯葉などの有機物と混じりあってできる粘土がこの東濃地方にはありました。
そして豊かな土に魅了された人が集まり、窯業が生まれました。

山と土と水

粘土は花崗岩など岩石が風化した物質。それらが一箇所に集まる条件として川と流れる水も大きな役割を果たしています。
土岐川(庄内川)の豊かな水。丘陵地を刻むように流れるこの川のひんやりとした水が、全国的にも暑い夏を迎える陶器の産地を癒し、職人たちを潤しています。